SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

「SEO得意です」って言う人が増えて困っている話

色々な人から「SEO得意です」っていう話を聞くようになりました。

ここ半年で15以上のフリーランスや会社、Web制作、ライターさんなどへ取材や制作を依頼しています。

そうすると、半分以上から「SEO任せて」みたいな話が返ってきます。

 

詳しく話を聞いてみると、別に普通だったり、数年前に効果があった話をドヤってされるんですが、最近それが苦痛です。それを言えば単価が上がるとか、値切られない防御線になるのかもしれませんが。。。

 

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僕もね、プロフェッショナルとは言えないかもしれないまでも、それなりに長期間、3桁後半以上のWebサイトや会社、ネットショップのSEO業務やコンテンツ企画、制作全般、コピーライトや取材にインタビューにライティングまでやってきてるんです。

 

それをですね、どこでかじったのかいくつかのブログを見て分かったつもりになっているのか知らないけれど、やれ『キーワードの含有率』だとか『タイトルとディスクリプション』だとか『H2、H3の見出し』だとか頑張って『共起語』が出てきたりとかね。

 

本当にありがとうございます(白目)

 

僕だってわかってるんですよ、『SEOできる』のレベルの説明は難しいので、色々と話を聞いてみないと分からない事は。逆に僕がSEOを◯年やってますって言っても、どのくらいのレベルなのかなんて伝わらないのも分かるんです。

 

ただですね。

SEOを本当に分かっている、できている、最新の動向をキャッチアップしている人は、そう簡単に『SEO詳しいですよ』なんて言わないと思うんです。

 

少なくとも僕の周りにいるSEOスペシャリスト達でそんなことを言う人は1人もいない。だって全てが保証できないのを知っているから。

 

ちょっとしたWeb制作やライティングや記事の制作だけでSEOを頑張っても効果が無い(限定的な)ことを知っているから。

 

形ばかりのコンテンツマーケティングなんてやる意味無いんです。

 

SEOできるよ」って言って単価の高いライターよりも、ちゃんとストーリーを考えて「読ませる文章」が作れる人の方がありがたいんです。SNSでシェアされて欲しいのです。『共起語』よりも『共感』して欲しいんです。

 

「キーワード」などのテクニックを意識し過ぎて文脈がブレたり、「てにをは」がズレたり、ワードサラダみたいな不自然な文章だったり、語尾のブレとか、やたら説明文っぽくなったり、、、

 

そんな人や会社に次の依頼なんてしないんだからねっ!!

 

敵を知り己を知れば百戦危うからず

 

検索エンジンのことばかりじゃなくて、ユーザーと共に自分のことも常に客観的に見る目を養いたいものです。

 

これがブーメランにならないように、日々研鑽を積んでいきたいと思います。

それでは。

 

というわけで、自称得意な人たちにオススメなSEO本を3冊紹介

 

 

 

以上です。

今日もがんばっていきましょう。

『被リンクはやっぱり重要だよね』と『nofollowってどうなの?』って話

最近、また被リンクが重要ってアメリカの方でえらい人が言ってました。

これはGoogle先生が「いいリンク」と「悪いリンク」を判別できるようになったのかな?と思っていました。

 

思っていましたんですが、某SEO会社方面から <rel="nofollow"> ってもうほとんど意味が無いよね。

って話も聞きました。

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それってやっぱり「いいリンク」と「悪いリンク」を判別できるようになったってことなの?

 

最近はまとめサイトやメディア乱立の影響で『引用の乱立』とも言える時代になってきたけど、引用はどうやって評価されるんだろうか。

『<blockquote>で囲まれた部分が全体の20%以下』みたいなルールってあるのかな。

 

 

WordpressSEOプラグインは、すでに nofollow を記事ごとにチェックだけで入れられるようになってるし、メディアやブログ内から「リンクパワーを渡すか渡さないか?」という判断が入ってきているのがデファクトスタンダードになってしまっている気がする。

特に口コミなどのCGMはコンテンツの質を確保するのが難しいから、少しでも評価を下げないように、意図的なSEO目的で使われないように、<nofollow>を入れたくなる気持ちも分かるし、それは必要だとも思う。

 

でも、だ。

SEO目的で、リンクパワーを渡さない」

っていう考え方はGoogleの思想とは相容れないとも思うんだよね。

 

ちゃんとオススメするだけの価値があるリンクはそのまま使えたり、リンクを送る価値の無いサイトはシレッとスルーするような自動判別をできればなー。

 

 

理想は、Googleが<nofollow>があっても無くてもその価値を判別できて、おかしいのはちゃんと無視してくれるようなものかな。

 

今はその道程のどの辺りなんだろうね。

 

 

【要注意】SEO担当が発狂する「地獄のデスワード」10選

 

この記事を読んで思わず久しぶりのはてなブログを開いた。

 

www.machikado-creative.jp

 

この文脈って、以前はエンジニアとかで言われていた話で、今はWeb全般、比較的新しい仕事で価値や負荷がわかりづらい職種で頻発している事例だと思う。しょうがないんだけどさ、理解してもらえないから胡散臭い仕事みたいに思う人がいるのもしょうがないと思うけどさ(少しは勉強しろよksg)とにかく無理難題を言ってくるのやめて欲しい。

 

つって、これは1~2年前のSEO担当もドンズバでハマるんじゃないの?と思ったからタイトル先行で書きはじめたものの、現時点でまだ20選も思いつかないし心が折れそうだから10選に変えた。仕方ない。

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もうこんなSEO会社とか無いよね?無いよね?大丈夫だよね?あるの?D◯M?GM◯?もう大丈夫ですよね?

 

担=SEO担当 ク=クライアント

 

順位を上げてください

上げるのは順位じゃないんです、売上とか知名度とかCVR(コンバージョンレート )なんです。

 順位が上がっても売上が変わらないキーワードなんてたくさんありますよ。それでもいいのかな?保証クリアしても売上変わらないよ?サイト内がおかしくなるよ?

だから落ち着いてください。

 

私は何をしたらいいの?

担「えっと、とりあえず管理画面のアカウントとかサーバーへのアクセス権限とかいただけますでしょうか。」

ク「何それ?」

担「どなたかパソコンに詳しい人はいらっしゃいますか?」

ク「うーん、全部NTTの人にやってもらったから」

担「(節子、それWebサイトちゃう、回線契約や)」

担「ブラウザって分かりますか?わからない、じゃあインターネットって何で見てますか?青い丸いやつ、IEですね、じゃあWebサイトを更新。。。何かお知らせとか書くときはそれ使ってます?あ、使ってる。じゃあそれ開いて、なんかパスワードとか入れません?入れる、うん、それ教えて欲しいです。え?大丈夫ですよ、怪しくないですよ。てか契約しましたよね?それしないと順位も売上も上がりませんよ」

~これで◯時間~

 

キーワードを増やしてください

担「なかなか順位あがらないですね」

ク「もっといいキーワードないですかね?」

担「いいキーワード?」

ク「順位が上がるキーワード」

担「えっ」

ク「今5キーワードなんで、もう5個追加できません?」

担「えっ」

ク「お願いしますよ」

担「えっ」

担「(そもそもサイト構造を根本から。。。)」

 

ブログ作ったけど何を書いたらいいの?

ク「コンテンツSEOって言うの?たくさん書くといいんでしょ?」

担「ただ書いても意味が無いので、◯◯についてとかジャンルを絞って面白く・・・」

ク「あらそうなの?普通の日記じゃだめなの?」

担「そうですね、芸能人や誰もが面白い日常をお過ごしであればいいんですが」

ク「あたし面白いわよ!こないだなんてね・・・・・・・・・・・・・・・・」

担「なんのブログサービスをお使いですか?」

ク「ア◯ーバブログ!有名でしょ?」

担「えっ」

ク「えっ?」

 

順位は上がったけど全然問い合わせ増えないぞ!

ク「どうなってんの!?」

担「ちょっとキーワード確認しますねー(絶望)」

担「問い合わせを増やすためには商品に興味がある人向けのキーワードで、商品に興味を持たせるページやコンテンツを作らないといけないんですね。ちょっとこのままではどちらもできないので、キーワードの変更と共にコンテンツも制作していかないといけないですね。。。」

ク「金ならもう無いぞ!」

担「(絶望)」

 

急にサイトが表示されなくなったんだけど!

ク「ホームページが見れないんですけど、何かやった!?」

担「いえ、今週は何も作業をしていませんが。。。」

ク「何もやってないの!?なんでだよ!!」

担「えっ」

ク「毎日やれよ!」

担「ソースの改修は終わって現在はコンテンツを増やしていくタイミングなので弊社ではサーバー内にはアクセスしないんです」

ク「よく分かんないよ!とにかく見れないんだよ!」

担「ちょっと見てみますね。。。403 Forbidden。。。ドメイン更新してます?」

ク「ドメインってなんだよ!」

担「(絶望)」

 

言ってたことと違う!詐欺じゃないか!

担「えっ」

ク「おたくの営業が言ってた話と全然違うぞ!」

担「えっ」

ク「順位も上がって売上も上がってネットなら日本中に売れてウハウハなんてうまい事言いやがって」

担「えっ」

ク「消費者生活センターにいうからな!」

担「お客様は企業ですので消費者ではないのですが。。。」

ク「・・・とにかく訴えてやる!」

担「(絶望)」

 

営業の◯◯を出せよ!

担「申し訳ございま。。。」

ク「あんたの言ってる事が本当だったら、営業のあいつの言ってたこと全部ウソじゃないかよ!あいつを電話に出せよ!どうなってんだよ!」

担「すいません、今の担当は私なので、お出しすることはできかねます。」

ク「知らねぇよ何で電話に出れないんだよ!契約取ったらアイツはもう俺なんてどうでもいいのか!」

担「いえ、そんな訳では。。。」

ク「じゃあ出せよ」

担「えっとですね。。。ちょっと上司に確認しますね (保留)」

上「ダメだよ」

担「ですよね(はぁ)」

担「(保留解除)お待たせしております。やはりですね、私の方で対応させt・・・」

ク「お前と話すことなんてねぇよ!」

担「(泣きたい)」

 

通報しますた

担「えっ」

ク「弁護士に話して、これはおかしいってことで内容証明を送ったから」

担「えっ」

ク「俺はしつこいからな、絶対取り返すからな」

担「えっ」

ク「お前の名前もネットで調べたからな」

担「えっ(絶句冷や汗)」

ク「あんた◯◯大学なんだな」

担「えっ(俺じゃない)」

ク「あんた◯◯歳にもなってさぁ、やっていいことと悪いことの区別もつかないの?自分がやってることを親に話せるの?被害者は俺だけじゃないだろ、他にもたくさんいるんだろ、」

 

 

Googleは使わない、SEO対策しているから

担「ちょっと何言ってるかわからないですね。誰に聞いたんですか?その話。色々と間違ってるし、SEO対策ってそういうんじゃないから、存在自体がコンテンツの芸能人と、普通のWebサイトや会社や人々を並列で考えてもダメですよ」

ク「うっせぇ」

担「(絶望)」

 

jp.techcrunch.com

 

 

 

人口を調べようとGoogleChromeで検索したら

上海の人口を調べようと、Chromeのアドレスバーで検索をしたら。。。

 

GoogleChromeの検索窓

 

なんか予測変換に答えでてきたー!!

 

KO・U・HU・N☆

 

この表現懐かしいな。

 

Googleで検索したら、ちゃんとWikipediaを元にしたデータのようです。

そうか、1435万人か。

 

Googleで検索したら答えがすぐ出る

 

ちょっと古くないかな。。。?

でもこうやって今日もGoogle先生は頑張っておられるようです。

いつもありがとうございます。

これからもよろしくお願い致します。

 

色々と調べたところ、2012年には1900万人くらいに増加しておりました。すごい勢いだなぁ。ただ高齢者人口も多いからなんとも言えない。

 

ちなみに、調べたかったのは上海の若い世代の人口ですが、統計情報が2000年で止まっているデータが多くてあんまり参考にならなかったものの、16年前の0才~10代の人口から、ざっくり200万人くらいかな?って計算しました。

現在は、ざっくり全体の10%強が10~29才のようです。

 

 

まとめ

いままでは、僕らが調べたいことに対してGoogle先生は「ほら、ここのページにキミの知りたいことが書いてあるよ。だからよく読んでごらん?」って教えてくれてたんです。

それが、Google先生自信が頭が良くなることで、こうやって僕らの疑問に少しずつ「Google先生が」答えてくれるようになると、Google先生に情報を提供していた人たちがより高度な情報を提供していかないと、「先生の先生」というポジションは無くなっていくのかもなぁ。

 

なんて思いました。

割とあり得るよね。