SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

Webメディアも雑誌のような縮小する未来が待っている気がする

このブログのトップ画とかデザインとかもう少しマシなものに変更しようかなとか思ってたりします。まだ思ってるだけです。

 そして同じく最近思っているのが、タイトルの通りWebメディアも雑誌のように縮小する未来が近づいてきているんじゃないか?って事なんですよね。

 

f:id:kiku0429:20180205221245j:plain

(思っているだけでゴロゴロしているイメージ。ゆかちぃかわいい)

 

雑誌も需要が無いわけじゃないんだけど、1つのジャンルで複数の雑誌が存在していたのが、徐々に1ジャンル1雑誌という1強多弱という状況になってきて、その上で発行部数が減っていて。

これだけニュースで雑誌が売れないって言われてると買う方もテンションが下がりますよね。

そんな現在でまだ売れている雑誌というのは、魅力的な付録が付いているか、まとめ記事のような総集編というか網羅的に「これを読めば必要な情報の全てが手に入る」って思われている雑誌だけなんですよね。

まぁこれがブランディングって事なんですけど。

 

これと同じことがどんどんWebメディアの世界でも起こっているんですよ。特にエンタメ系のメディアが顕著で話を聞いていると自主メディアとして展開していたのが広告記事が入らず、Webメディアの受託制作で日銭を稼いでいたりします。

ただジリ貧のWebメディアってどこもSEOを軽視したのか知見が無いのか、SNSでのシェアやバズ狙いが多く、丁寧に積み重ねていくと言う視点に欠けがち。

なのでブランディングも弱くSEOも弱く、勢いが落ち着くとPVも陰り始めてしまうデフレスパイラル

 

そんなメディアを吸収合併するにも、コンテンツの移行はできてもリンクシュースまで301リダイレクトで移行させるのはめんどくさいし、それに耐えうるコンテンツの質と量はどれだけあるの?と考えていくと、丸ごとM&Aくらいしか生き残る道も無く、あれだけたくさんあったコンテンツの行く末には暗雲しかたちこめておりません。

 

状況が状況なので、そこから時間をかけてSEOに注力する余力も資金も残っていないので受託で日銭を稼ぎながら、徐々に死んでいくメディアをこれからも見かける事でしょう。

 

自分のメディアがどこか特定のジャンル、切り口で1位になっているか? 強い差別化ポイントがあるのか? という視点で考えていかないと、すぐに取り返しのつかない状況に陥ってしまいそう。

 

SEOは早いタイミングで効果的な手法で積み重ねていくところが最も強くなる可能性が高いので、もし余力がある人はそういう事も考えてみた方がいいかと思います。

 

誰に対して言ってるとかじゃないんだけどね。

 

 

モバイル(スマホ)の表示速度(ページスピード)がまた重要になったようです。

昨晩、寝ようと布団に入ってから、南海キャンディーズ山里亮太の不毛な議論を聴きながら、ボーッとTwitterを見ていたら、SEOの神様がこんなつぶやきをして、TL内の有用な議論を食い入るように見ながら色々と考えていたら、朝でした。

 

f:id:kiku0429:20180118110849p:plain

 

以下に神様のツイートを4つ埋め込んでますので詳細はそちらやGoogle先生の方をご確認いただくとして、ざっくり説明すると、ページ表示速度はPCについてだけ特に遅いサイトが順位マイナス評価を受けていたけど、2018年7月以降はモバイル(スマホ)検索にも影響するようになったということのようです。

 

 

 

 

 

 

目的は(Googleで検索した際の)ユーザーエクスペリエンスの向上ですが、ページスピードが速いサイトを優遇するよりは、遅いサイトが落ちていく、という評価基準については特に違いがない模様。

 

その後、こんなツイートも。

 

ページスピードは重要だけど、そこまでナーバスに、シビアに考えるほどは重要じゃないって判断でいいのかな。ただ、何かしらの目的があるサイトや、より若年層がターゲットだったり、ガッツリ調べるより「ながら見」の人が多いサイトはちゃんと考えていかないと、コンバージョンに大きな差が出るのは各社各サイトで実例が出ているで、個人的には、速いに越したことは無いという考えでいこうと思います。

 

 

昨年くらいからSEOの書籍も割としっかり書かれている本が増えたなと感じつつ、初心者向けと本格向けの二極化してきている印象です。入門ではどんな事を書いているのかな、ちょっと買ってみようかな、と。でも本格講座も気になる。この株式会社セブンアイズの瀧内賢さんってどんな人なんだろ。

 

いちばん雑で新しくないSEOの教本

なんかさ、色々な人からSEOの相談を受けたりするんだけど、だいたいいつも同じような事ばっかり話してるし、あくまで「相談」だからお金を払う意志も無いみたいだし、仕事にはならないし、でも時間は削られるし、そんなん相手してられるかいみたいな気持ちも込めて、とりあえず、せめてここに書いてる理解してから相談してきて的な意図も込めたり込めなかったり。

f:id:kiku0429:20180116111512p:plain

それでも色々な制約で外注できない人が多いんだろうなぁ。。。

 

とりあえず、細かいところはググっていただくことを願いつつ。

 

1.Googleの各サービスに登録。

サーチコンソール(サチコ)、アナリティクス、場合によってはタグマネージャーとか登録して、サイトのヘッダー内に確認コードを突っ込んだりして認識させてください。

 

管理したいページがどのくらいアクセスされてるとか、どんな人がどんなキーワードで検索してどのページが見られてるとか、なんかそういうのが丸っと分かるもので、やらかした時にGoogle先生からの連絡が来るのもサチコなので、これに登録してないとか、したくないとか、分からないとか、その時点でもう終了です。

ブラウザそっ閉じで。プロに相談しましょう。

 

2.サイトマップを送る。

 サイトマップxml 形式のファイルで「Google サイトマップ」とかでググればすぐ出てくるのでググりましょう。これを送る事はザックリ言うと検索エンジン側にうちのサイトにはこういうページがありますよってのを伝えるためのものです。

これやらないと、検索エンジンからしたら、評価のしようがないのです。

 

3.サイトのページはたくさん作る

何か特定の情報を調べている人にとって、5ページしかないサイトよりも50ページあるサイトの方が、関連する情報が調べられて良いサイト(のはず)です。

今年も改訂された広辞苑がどんどんページ数が多くなっているのも、たくさんの情報がある事がメリットだからです。ただ、今年の広辞苑はページ数が140ページくらい増えているのに、厚さは変わっていないらしく、そういう意味でUX的な観点からもステキやんってなります。

あとUX的にもSEO的にも表示スピードを速くするのはむっちゃ大事やんってアメリカから来た鯨理って言うかわいいおっちゃんが言ってました。

 

4.内容をまとめて整える

そのサイトは誰のためのサイトなの?って考えて、それを知りたい人にとって効果的なカテゴリーを考えましょう。僕の大好きなスパゲッティで考えると、こんな感じになります。

f:id:kiku0429:20180116164855j:plain

 

スパゲッティのサイトを作って、その中に各メニューのカテゴリーを作ります。さらに各メニューの下に、作り方や美味しいお店なんかを記載する事で、メニューを軸としたスパゲッティ情報サイトが作れます。

作り方については、自宅で料理をする方向け(女性が多そうな予感?)、美味しいお店は食べに行きたい人で、男女ともにありそう。あとここは食べに行こうと思ったけど家でもあの名店の味を再現できるんじゃね?とか作ろうと思ったけど近くに美味しいお店あるんだねーとか、回遊も狙ったりしてます。

ウンチクコラムで文字数や共起とかSEO狙い感も出しつつ、Instagramに投稿された画像をサイト独自ハッシュタグで拾って一覧表示させてテンションを高めたり。

 

みたいな事を、自分で作りたいサイトでやりましょう、というお話です。

 

5.全ページのタイトル、ディスクリプションを整える

サイトにあるページというのは、全てがランディングページと認識すること。検索エンジンで何らかを知ろうとしている人にとって、あなたのサイト内で最初に見たページは、その人にとって必要なページになってるか?を考えます。

そのために、ページ内の内容にマッチしたタイトルとディスクリプション(概要説明)を意識して作ります。間違っても検索エンジンを意識した文章にしちゃいけません。

 

検索エンジンを使って何かを探している人を意識したページを作り、その内容をまとめるのがタイトルとディスクリプションなのです。それが真理なのです。

 

 

6.心を整える

コンテンツをたくさん作れば順位が上がるもんでもありません。良かれと思ってやった施策が失敗することもあります。競合サイトだってがんばっています。順位なんて毎日上下動します。Google先生は気まぐれです。単純に見えてそうでもありません。でもブレません。信じるのです。自分のお客さんのことを見続けるのです。考え続けるのです。コンテンツを投下し続けるのです。

続けるのです。

絶対に当たる雨乞いは、雨が降るまで祈ったから絶対なのです。

一喜一憂してはなりません。

続けるのです。

求めよ、さらば与えられん。

 

f:id:kiku0429:20180116170039p:plain

 

諸説あり

 

がんばってダメならお布施してプロに相談しよう。

 

風俗サイトや風俗店のSEO対策はいばらの道【店舗型・無店舗型編】

もうね、タイトルが全てです。とにかく大変です。

 

つっても、自分で風俗店のサイトを運営している訳ではなく、回り回って相談レベルで色々と話を聞いていたら、もう涙なくして語れないレベルで切なくなってしまってね。

なぜ大変なのか、いばらの道なのか、その理由をざっくりまとめたいと思います。詳細については涙を拭きつつ、いつかそのうち。

 

f:id:kiku0429:20180115172011p:plain

風俗サイトや風俗店のSEO対策を行う際の問題点

いくつもある問題点を以下のように時系列でまとめて、それぞれについてコメントを記載するスタイルでやってみる。

 

1.社内や店舗内にSEOどころかネットやWebに明るい人がいない。

元々が風俗店なので、リアルでの営業活動が中心です。広告ではチラシとかバイト雑誌とか、時々リスティング広告に出すとか、そういうレベル。特に仲のいい制作会社がいるわけではなく、繋がりの繋がりとか知り合いレベルに相談するところから、ちょっとやってもらっている、という状況。

なので正否や真偽や効果の有無の判断ができないし、知見も溜まっていかない。

 

2.まともなSEO会社に断られる。

風俗関連のサイト、というだけで断られてしまう。別に法律に反することをしているかどうか、しっかり調査された訳でもないのに。 なぜか。 数年前に法律が変わり、反社会的勢力(通称:反社)だけでなく、その会社や団体や個人と取引をしただけで罰せられるようになったため、少しでも可能性があるとリスクを軽減するために断られるようになったとのこと。

まぁ中小企業の調査能力では反社かどうか、フロント企業なのか、バックとかその繋がりとか諸々なんて調べようがないのでね。

総会屋とか昔は色々あったらしいけど、詳しくは知らない。

 

3.怪しいSEO会社に依頼することになる。

というわけで、SEOや広告を依頼できるのが知り合いヅテか、それでも突っ込んでくる電話営業ゴリゴリのSEO会社に絞られてしまうというゆるい地獄。なんてかわいそうなの。

そんなSEO会社でできる対策なんて、ろくなもんじゃないじゃないですか。指示書にいくつかのページのタイトルとディスクリプションの変更とかを書いて、ビッグキーワードとスモールキーワードをバランス良く混ぜて、効果が出やすくして、なんなら成果報酬型にするにしても絶対上がるキーワードとか1つくらい突っ込んで、「はい上がった!お金ちょうだいね」ってなるに決まってんだもうこれ。

 

4.ブラックな被リンクがたくさん付く。

知らない間に、ビックリするほどユートピアの被リンクがゾロゾロ後を付いてきます。しかもね、以前ならこれがペナ対象とかだったのに、今はただただ無視されるんだぜ。サチコ(サーチコンソール)で見てても表示すらされないリンクとかあるんだぜ。

そんなリンクをお金を払って、SEO会社が下請けにぶん投げてシステムに対策URLを入れて、バレないようにちょっとずつとか調整しながら付けてるんだぜ。

壮大な無駄だよな。。。

 

 

ちなみに、この1~4を繰り返したりすることもよくある話で。

 

 

5.Google先生から圏外にすっ飛ばされる

最近は少なくなったけどね、ちょっと前まで何社も何社も経てダメで、リンク付けられて否認してを繰り返して圏外にすっ飛ばされるサイトも多かったらしくてね。まぁ仕方ないとはいえ。。。

 

しかも中で働いている人は色々な縁があってそこで働いているだけで、自分の目の前にある仕事に対しては真摯に向き合っている真面目な人が多くてね。無知は罪なのか!?と言いたい気持ちも出てきたりするんです。

 

罪じゃないけど、こんな世の中じゃ自分たちの身(生活)は知識と知恵を付けて自分たちで守っていかないといけないんだな。。。と思いました。

 

 

性風俗業界ってさ、ある意味社会のセーフティーネット、受け皿的な見方もできるわけで、そこで変な風俗サイトがトップに出るようになったら、それこそ色々な人が不幸になるし、きっとそれを見て見ぬふりをする人も出るし、得意の自己責任論でガーガー言うやつもでるし、もうそんなとこ見たくないんだよね。

 

店舗型はローカルSEOとかちゃんとやるといい結果に繋がるけど、もちろんみんな知らない。Google先生も風俗系のキーワードって後回しにしている感があるし。

 

これどうしたらいいんだろうね。

 

なんか店舗も無店舗も関係ない話になっちゃったけど、そのうち風俗情報サイトのことも書いてみるかもしれない。

 

6.おまけ(実例)情報

SEO会社に怒鳴り込む。←ガチ

SEO会社をすぐ変える。←あるある

SEO会社と少額訴訟。←よくある

 

渋谷の某Gはそろそろあのグループ会社を無くしてもいいなじゃないの?