SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

SEOの未来とファインダビリティ

これからのSEO対策ってどうなるんだろうか?

なんて事をよく考えてます。

もう去年くらいから、SEOは数あるマーケティングのうちの1つとして存在するようになるだろうって色々な所で話してたんですけど。

会社にしろお店にしろ個人にしろネットで何かを発売、発表、公開するにはどこかに目的、目標、ゴールがある訳ですよね。

これをひっくるめてコンバージョンなんて呼んでるんですが、このコンバージョンを達成するのが常に目標でありゴールであり決してブレちゃいけないものだと思うんです。

そうなると、目標が決まったと。

次はそれを達成するための手段は何か?って事になりますよね。

うん、なるんです。

って考えると、どんなWebサイトを運営していたとしても、SEO対策だけで全てが解決すると考える人はまぁいませんよね?

さらに言うと、SEO対策は集客のために行うと思うんですが、集客って人をサイトに集めるだけがゴールじゃないですよね。

今じゃ被リンクをバシバシ付けてSEOオッケー!!なんて言ってる人はうちの業界じゃ即信頼を失い路頭に迷ってしまうと思うんですけど、上げたいキーワードとサイトがアピール出来る魅力に合わせてコンテンツを作成して、客が集まるようなWebサイトを作る事によってSEOとして初めて効果を発揮する訳です。

 

どんなコンテンツを作ったらいいのか?

ここからマーケティング要素がどんどん強くなって、インバウンドマーケティングって言う概念が大事になってくるんですよ。

で、早くもインバウンドマーケティングに対してもSEOみたいにおかしな事になってるんで、変な情報を入れる前に、第一人者であるマーケティングエンジンのサイトでしっかり確認しておいた方がいいんですが。

(参考:インバウンドマーケティングとは?

 

集客と言う面で考えると広告も重要。

SEM(Search Engine marketing)、GoogleAdwordsとかYahooのプロモーション広告が有名ですね。

もちろんこちらは、サイト側でしっかり受け入れ準備が出来て、後は来客数が増えればその分だけ売上に繋がるような体制が出来て初めて広告の効果を存分に発揮できる訳です。

もちろん初期の場合は認知を高めるために使うってのもあるんですが。

この辺もどんどん深くなるのでまた今度。

 

SEOはキーワードありきで考えてはならない。

となると、【順位を上げたいキーワード】ありきで考えるSEOだけじゃどうやっても必要な情報が足りなくなるはずなんです。

はずなんですよ。

コンテンツってちゃんと中身が無いと全く効果を為さないですし、薄っぺらのコンテンツでページ数を増やそうとしても逆に評価を下げられる場合もあります。

なので、SEOはマーケティングの一部として、この概念もしっかり踏まえつつトータルでコンバージョンを達成するための、1方法として発展していくはずです。

 

と言うか、SEOって元々こういう物だったんですが、某一部企業が大量の電話営業しまくって企業側に都合のいいおかしな概念ばっかり(ブラックSEO)が広まってしまったんですが。

今後はこのどんなコンテンツを作るのか?と言う所でマーケティングが重要になってきます。

 

そこで、ファインダビリティ。

見つけやすさ、と訳すのが一番近いかもしれない。

まぁ順位が上の方にあれば見つけやすいのは間違いないんですが、ただ上の方にあっても最近は見なかったりしますよね。

現時点ではタイトルやdescriptionの文章で人の興味を引くような内容を記載してる所ですが、今後はよりリアルタイム性とか、場所やユーザー属性にマッチした検索結果になっていくと思います。

GoogleNowとかですね。

 

まだこの辺は動き始めたばかりって言う感じですが。

検索エンジンの結果からサイトに行く導線って、Webサイト側からすると、プル型ですよね。

だけど、検索する前に検索エンジン側からの提案が徐々に出来るようになってくると思うんです。

過去の動向や色々な情報を元に。

例えば僕だとすると、平日の昼間にほとんど移動が無い状態から夜の9時くらいに新宿近辺に近付いた場合、パッと見ると飲食店ばかりが表示されるっていう。

さらに、そこから過去の検索結果を加味して、ラーメン屋ばかりが優先されて表示されたり、さらに背脂こってり系のラーメンが。。。

 

これは行っちゃいますね。

かなり高い確率で行っちゃいますね。

 

でも、じゃあWebサイト側はどうしたらいいのか?って言うと。

サイトの構造化とかで、検索エンジンのシステムに引っかかり易い構成を考えて行く必要があるって事です。

いや、ちょっとニュアンスが違うな。

検索エンジンを使うユーザーに対して見てもらいやすく、見つけてもらい易いサイト作りって言う所でしょうか。

 

ザックリ言うと、今までは検索エンジンで上位に表示されつつ、訪れたユーザーに魅力が伝わって長く滞在、再訪、コンバージョンと言う事が出来るサイトがいいとされてました。

それが、そこはもちろんの事、さらに見つけてもらい易さと言う所も意識していく時代が来るんじゃないかと。

もうこれは完全にマーケティングです。

 

今までの検索エンジンでは時間軸はそれ程意識する事なく、サイトの中身が重要でしたが、時間とモバイル等のデバイスも意識して、行くんですね。

つまり

誰に何を届ける ⇒ いつ誰に何を届ける

て言うのが重要なのかなと。

もちろん、Web以外のところを含めて「どうやって」と言う項目も意識する必要があるんですが。

 

SEO担当の方はこの辺を考えながらスキルアップしていくといいんじゃないかなとちょっと思いました。

少なくとも僕は、この辺をある程度は網羅的に経験してますので、さらに深めつつ、その先を考えながら仕事、勉強をしています。

この業界がもっと発展するといいなぁー。

 

んじゃ(・∀・)ノシ