SEO格差を感じる話
色々なところで格差が広がっていると言われる現代において、情報、年収、学力など生活や仕事に深く根差した部分での格差が無視できなくなってきている。
格差というよりは、ほぼ二極化と言ったほうがいいかもしれない。
間には大きくて深い谷がある。
日本では都市部と田舎で高齢者の割合による断絶も進んでいるし、格差なのか断絶なのか、せっかくインターネットでつながった世界だが、結果的に繋がらなくていいところが見えてきた結果、逆に分断され始めている。
その流れの一部であるだろうがSEOにもクッキリと差が出てきた。格差と言っていいレベルでの違いがある。
そんな話を数分で読み終わる感じで書いてみました。
この表現で正しく伝わるか懸念があるが、仮で格差の上と呼ぶ方は、新しい情報をキャッチアップ出来ていて、Googleの意向やこれから目指す世界を理解し、自らのビジネスに使えるように展開、落とし込んでいる。
正直、こんなブログを書いているしSEOサービスを提供している側として、自分もこちら側(でなくてはいけない)と認識している。
できる人にありがちだが、ここには
できる事=かんたんな事(出来なかった頃の自分を忘れる)
という現象がある。
知っている人たちが知らない人たちに対してできる事は対価を得て教える(コンサル、制作など)事か、ブログなどで情報を広く提供するだけである。
ただ、これも知らない側が必要な情報を能動的に(金銭の支払いや情報の検索)取りに行かないと得られないものだ。
ここで取り残されるのは
自分にどんな知識や情報が必要なのか分からない
という層であって、これが非常に多い。
ここを狙ってブラックなSEOサービスを提供する業者もまだまだ残っている。警鐘を鳴らすブログやニュースも多いが、それすら届かない。ましてや電話で「SEOを電話営業してくる会社はみんな詐欺ですよ!!」って言ってまわるなど、相手からしたら
(この中に1人の嘘つきがいます。A「Bさんが嘘を言っています」B「私は真実をいっています。」)
的な難問が残されるだけだ。
とにかく、この格差が埋まらない。
2012年ごろには「きっと2016年くらいにはブラックなSEOは滅亡しているだろう」と考えていたし、そうなって欲しいとも願っていたが、現実はそうなっていない。
僕も、できる限り業界の浄化に寄与したいと考えているが、先立つものは必要だし、まずは自分がちゃんと生きていくことを優先してしまうのはしょうがないよね。
そんな訳で、リアルに警察が出動するような犯罪ではないので、見えづらいが、まだそこにブラックSEOを提供している会社があり、その毒牙に苦しんでいる人もいるわけだ。
体感的に西新宿方面に集中している気がして、西新宿のSEO会社と言われるだけで一切のコミュニケーションを拒否したくなる
SEOはそんなに難しくないから、ぜひ自分から情報を取りに行って学んで騙されないで欲しいなぁ。。。