検索品質評価ガイドラインが公開されたから簡単にまとめた。
ついに出ました。
非公開だった検索品質ガイドラインの最新版 from Google
ありがたいことです。
おめでたいので和服です。(出典:ぱくたそ)
「評価の全体的な概要」や「検索結果の品質評価基準の詳細」などとともに、『YMYL』と『E-A-T』についてもしっかりと記載されております。
YMYLとは
“Your Money or Your Life”の略。
お金や生活について、つまり検索ユーザーにとって「すごく重要であること」に関するページです。現在だけじゃなく将来にわたって『身体的、経済的、安心・安全に幸福の追求や生活を送るため』の情報なので、「信頼できるサイト」でなくてはいけない。
特に「医療」や「健康」「法律」に関する情報は、実在の世界でも高い専門性や資格の保有が必要とされている情報なので、検索結果でもしっかりと担保する必要があるとの考え方です。
その他(子育て、保育、金融、予防医学、個人情報、マイナンバーなど)
E-A-Tとは
バージョン5になって追加された項目で、以下の3つの頭文字を取ったアルゴリズム。
Expertise
Authoritativeness
Trustworthiness
日本語に訳すと「専門」「権威」「信頼」 みたいな感じでしょうか。
YMYLと同じように、ジャンルによっては専門性の高い人や団体が情報を発信しており、その方が業界内での権威があって、信頼される
新しく追加されたのはモバイルに関する項目
PCと違ってモバイルの方が「リアルタイム性」や「今いる場所の近く」などの検索結果が重要になりがちで、そこについての記載がありつつ。音声検索の項目もあるようです。
これを見ていると、『検索結果だけでユーザーの目的を満たす』のが重要指標になりそうなので、そうなるとWikipedia的に情報の網羅性も必要になってくるんでしょうか。
簡単にまとめるのも必要かも。
あとは、よりたくさんの人にとって必要とされる情報ってことで、ただニッチなだけじゃなく、ニッチを網羅させてジャンルを横に拡大しつつ広く対応できるようなサイト運営が望まれそうです。
あとは、こういった検索品質評価ガイドラインが出ることでマジメにサイト運営している人のヒントにはなるだろうけど、SEO企業の営業トークにも使われそうな気がするのが嫌だなぁ。
電話営業が早く廃れますように。(お祈り)
(出典:ぱくたそ)
そんなわけで、今週発売するおすすめのSEOライティング本です。