SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

NAVERまとめの順位下落についてのSEO的な体感値

お久しぶりです。

ゴールデンウィークが終わりました。

 

ちまたではGW期間中にグーグル先生が色々とやった感じだとザワザワしておりますが、僕は至って元気です。

それよりもWebマーケ担当御用達のSimilarWeb(シミラーウェブ)の方で4月のデータが全データ的に下落しているのが気になっておりますが、それは集めているデータの対象から一時的に外されただけのようなので、5月には正常値に戻る気がします。

それにしても有料版って高くないっすか?

 

低品質なキュレーション、まとめにもメスが 

NAVERまとめについてですが、低品質なキュレーション気取りのメディアが増えたんで、本来あるべきキュレーションの姿に見合わない質の情報が増えてしまったためのGoogle先生の対策の対象になっただけだとは思いますが、本体側でまとめの質を担保するのは非常に難しいところなので、今後の運営方針を見守りたいと思います。

 

で、まとめを作ったりしている1個人としては確かにGWくらいから順位がジワジワと下がってるなという印象です。実際こんな感じです。

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NAVERではPV数やその他の指標を軸にNAVER独自のポイント制があって、そのポイントにより収入を得られるようになっているのはご存知の通りですけど、それを目当てにしてた地震雷火事通り魔などの天変地異とか事件をメインにしたゴシップ野郎、速報まとめ野郎達がモリモリ速報を作り、ストック型の情報よりもフロー型の情報が増える仕組みになってしまった結果、低品質のまとめが加速度的に増えていった印象です。

 

面白い人達が面白い事をやってると、面白くない人達が面白い事をやりたい、混ざりたくなって集まってきて、結果全体的に面白くなくなるという名言というか定説がありますが、NAVERまとめはまさにその段階なんでしょうか。

 

NAVERまとめ内にも格差社会

アクセス解析がちゃんと入ってるワケじゃないので明確には分からないけど、NAVER内での格差が広がった感じです。

 

ビッグワードで1ページ目にいたようなまとめは変わらず安定的にPVを集めているので、そこは安心でしょう。

今回はNAVER内のジャンルでもそこそこだったまとめがターゲットになっている気がします。

つまり今まではNAVER内で2番手でもGoogleやYahooではキーワードによって1ページ目に出てました的な、「NAVER」の看板、「matome.naver」というドメインに救われていたまとめが、看板だけでなく品質で見られているような。

 

実際にGoogleがそこまで見ているかは分からないんですが、順位が落ちている所を見るとそういう事なのかな、と。

Yahooではまとめ出やすいですけどね、まだ。

 

これからのキュレーション、まとめ

検索エンジンは今も昔もこれからも、「検索ユーザーの検索体験」を最重要視、むしろそれだけを目指していっているので、そこに合わせていくしかないでしょう。

まとめを見た人の問題や疑問を解決する内容になっているか?

LINE株式会社NAVERの中の人がビジネスとして成立させるためにどのように戦略を練るかは見守っていきたいと思いますし今後も面白いまとめがたくさん出来るような場所にして欲しいなぁとは思いますが、上にも書いたようにCGMで質を担保するのは中々に大変だなぁと実感する次第です。

 

あと個人的に速報系でTwitterから拾ったのが半分以上を占めてるのってどうなん?と思う事を書いて締めの言葉とさせていただきます。

 

まだ業者はいるんでしょうかね。

seo-sem.hatenablog.com