コンテンツの賞味期限っていうお話 #エバーグリーンコンテンツ
DeNAのやってたSEOについて詳細に説明した記事が途中で消えて、はてなF☆CK!との熱い想いも薄れ行く年始、あけましておめでとうございます。
そんなDeNAのおかげもあったのかどうか、コンテンツの賞味期限という言葉をここ最近よく見かけるようになりました。自慢じゃないけど、一昨年のインハウスSEOミートアップで俺が話した内容がようやく浸透してきたんだなーと感慨深いものがあります←
もともと賞味期限について話したのは、少ない人数で効率的にコンテンツを作っていくならフロー型のニュースとかより、ストック型の方が長期に渡って労力対効果がいいし、PVも安定するし、ちゃんとハマればいいよって話なんですが、こちらのサイトでは「エバーグリーンコンテンツ」なんて呼ばれています。
この言葉自体は3~4年前からあったような気がするけど、今後も浸透しないんじゃないでしょうかね。。。浸透したらしたで、やっぱり胡散臭さは拭えないと思うので、浸透してほしくないなぁーって思います、個人的には。
エバーグリーンコンテンツの本質って、概念的にはそのもう少し前から言われていた「インバウンドマーケティング」の流れを汲んでいると思っていて、ユーザーの欲求が顕在化したタイミング(検索した時)に、ちゃんと興味を持つようなコンテンツを自サイトに用意しておいて、その内容をちゃんと自社の目的(問い合わせや販売やブランディング)に繋げられるように設計しようって話だと思います。
そういう意味で言えば確かにバズコンテンツの対局を成す物ではあるんですが、バズほどの爆発力があるモノでもないので、やっぱりフローとストックって対立軸の方がしっくりするんじゃないだろうか。
ただのストック型って考えてしまうと、「地名+ラーメン◯◯選」みたいなタイトルで大量生産されたFindTravel(ファインドトラベル) a.k.a 糞コンテンツみたいな感じで大量生産されてしまうので、目的はPV獲得だけではないというのをしっかり作り込むというか、ハッキリさせた上でその目的を達成しつつユーザーにメリットがあるコンテンツを作っていくのがいいのです。
じゃないと、検索上位でいつまでもクソをストックするという、そもそも賞味したくねぇモノに賞味期限もクソもあるかと、クソならクソらしく水に流され浄化され地球の水循環の一部になれと言いたいですよ。
しかし、DeNAのクソキュレ問題により大きなクソがネットから排除されたものの、その影に隠れて散らばっていた中小規模のクソが集まり徐々に存在感を出しているので、バキュームカードを使って一網打尽にする方法が無いかなーなんて考える必要も出てきました。
なんなんだほんと。
そして賞味期限についてもう少し深掘りしようと思ったけどなんだこの結末。
クソな皆様、クソ掃除な皆様、クソ見物な皆様、僕もインターネットが少しずつでも綺麗な場所になるように陰ながら努力していきますので、今年もよろしくお願い致します。
2016年末に大量のコンテンツ削除をされた皆様におかれましては、酉年とは言え3歩で忘れないようにしていただければ幸甚に存じます。