SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

Google先生が優先表示の枠に箇条書きスタイルを導入

こういう事例を調べる時にどんなキーワードで検索すればいいのか未だに迷う僕です。

Google 優先表示」とか「Google 表示枠」とか「Google オーガニック以外」みたいなのを順番に探しつつ、「ナレッジグラフ」でいいのかなぁとかフワフワしてます。

 

それはさておき。

たまたま「小説 ライティングアプリ」で検索をしたらこんな箇条書き表示スタイルが適用されていました。Google独自のコンテンツではなくライトノベル法研究所というWebサイトのコンテンツから「目次」を読んで来たようです。

 

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ページを開くとこんな感じ。わかりやすい。

 

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ついに目次が表示されるっていう事なので、検索結果から目的の情報があるページ内の「指定の場所」へ一気に飛ぶ(リンクからページ内遷移)ってことなので、昨今のとにかく文字数を増やしまくろうみたいな流れから観てもありがたいんじゃないでしょうか。

 

実際に表示された時にレイジーロードとかが適用されていたり、Adsense広告枠の表示がどうなるのかはまだ分からないんですけど、これでパケットも圧縮できてギガ泥棒が減ればいいなぁ。

 

 

最近は「もしかしてこれ?」の精度がダダ下がり、検索精度が悪くなっていると一部やSEO界隈で言われているGoogle先生には頑張ってほしいです。

 

最後に、周りで評判のいい本を紹介。

逆にそっち側の考え方とかを理解していると発想の幅が広がりそう。

 

SEOのメール営業が来たから紹介するよ

ちょっと書くネタが詰まってきたので、最近になってお客さんのところに届いた懐かしい感じのSEOの営業メールを紹介してお茶を濁したいと思います。

 ちなみに、一部に伏せ字や太字、色付きなど目立つように装飾しているのは僕の趣味です。

怪しいSEO営業メール

(怪しい人のイメージ:ぱくたそ)

 

~~~以下メール本文~~~

 

経営者様

ソリッドモーションの◯◇△と申します。

御社のホームページを拝見し、ぜひ弊社のアライアンスパートナーを検討して頂けないかと思いご連絡させて頂きました。

弊社は、最高品質のSEOエンジニアリング集団です。

ごく限られた大手SEO会社や、WEBマーケティング会社向けにサービス提供しており、普段は表には出ない「黒子」の存在です。

15名ほどの組織ですが、「エンジニア」のみで構成されています。

最近こんな声をよく聞きます。

「なぜ、うちの会社は〇〇で検索しても、1ページ目に表示されないんだろう?」

「コンテンツSEOが大事!と聞くから、一生懸命ページを増やしているのに、アクセスがあんまり増えないんだけど。。」

「外部リンクって、もう効果ないの?取り組むとペナルティになってしまうの?」

身近なようで、得体の知れないgoogle

振り回されるのはやめにしませんか?

みなさまの疑問、お悩みに、

弊社の技術部長が、すべてお答えします!!

なぜ、それができるのか?

それは弊社がSEOにおいて「日本一の技術」を保有しているから。

特に、多くのSEO会社が技術的限界を感じて撤退してしまった、「外部対策」に関して強みを持っています。

弊社は仮説・実践・検証を数多く繰り返すことで、「門外不出の独自ノウハウ」を社内に蓄積し続けています。

強みは、ビックワードでの1~3位を実現し、集客に結びつけること。

もちろんペナルティー回避のノウハウも日々研究しており、いままでペナルティを受けたことは、一回もありません。

Googleアルゴリズムのアップデートがあっても順位下降せず、むしろ、順位上昇してしまうくらいです。

少しでもご興味をお持ち頂けましたら、実績なども含めてご紹介させて頂ければと思います。

アライアンスの組み方は協議の上、貴社に合わせた形で組むことが可能です。

アライアンスの話になるため、代表者様にお時間を頂ければと思っております。

こちら都合で恐縮ですが、下記日時でご都合の良いお時間を頂けると幸いです。

11月◯日、△日、◇日、●日、▲日、◆日

いずれも◆◆:00~、◇◇:00~

いずれの日時もご都合が悪い場合は、再度弊社にて日程を調整いたしますので、遠慮なくお申し付けください。

 

~~~以上メール本文~~~

 

これが2018年の秋に、東京の会社に向けて送られてくるところに断末魔を感じなくもないんですが、「経営者様」っていきなり決済者の最上位でありSEOの知識が無さそうなところに直でアクセスしようとするところにシビれる!あこがれるゥ!

 

しかも、ただの営業なのにアライアンスパートナーとか、現場を飛び越える気が満々なのがもうね。必死だね。

 

日本一の技術ってなんなんだろう。

門外不出とか飲食店かよ。

外部対策は技術的限界を感じて撤退したんじゃなくて中長期的に考えて投資してもリターンが無いと考えたから撤退したんであって。

未だにリンク付けたらペナルティーなの? とか言っている人は心底いいカモだからみんな気をつけてね。

ペナルティー回避ノウハウを貯めているからペナルティーを受けた事が無い。そもそも、ペナルティーの可能性があるようなことをしているの? グレーゾーンを攻めているの? それって王道じゃなくて結局今は良くても将来的にしっかりブラック認定されて圏外ぶっとびー(ノラ)みたいな事になるんでしょ?

 

っていうのをツッコミ入れつつ、騙されちゃう人はいるんだろうなぁ。

 

最近はGoogleの検索精度が落ちているし、シェア9割のGoogleがダメになったら検索が終わってしまうやんけ。頼むわホンマに。

 

こういうSEO営業に振り回されるのはやめにしませんか?

 

唐突にこれからは動画の時代やで!っていう本を紹介して終わる。

 

 

SEOに便利な無料ツールがどんどん少なく便利なものは有料化していた。

SEOを体感的にやる事が増えている僕です。

 

SEOでどんなツール使ってたっけ? とか順位計測でGRC以外に何かあったっけ? とかもう忘れていることが多々あるんですけど。SEOに限らず日本人はPDCAが大好きで、特にプランとチェックが大好きで、SEOにおけるチェックとなる順位計測などが大好きで、一喜一憂しているお客様を見ることで平和を感じたりする昨今です。

 

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みんな大好きシミラーウェブも、いよいよアレだっていう事が一般にまで広まってきているので、もはや外部から何かデータを取るのは無理ゲーで、Googleの公式サービス(アナリティクスとかサーチコンソールとか広告やってればアドワーズとか)くらいしか無いんじゃないの? とは思っているけど、たまたま過去のサーバーを漁ってたら2012年頃に使ってたツールリストみたいなのが出てきた。

 

今も使えるかどうかザックリしたコメントも付けてみた。(もちろん個人の感想で、リンクはURLのみ置いておく→つもりが自動でリンクになってた)

 

サイトチェックの第1歩

SEOチェキ (http://seocheki.net/

SEOツール (http://www.seojapan.co.jp/seotool/info_check/

SEOTOOLS (SEOツールズ) (http://www.seotools.jp/

 

すごくシンプルに調べるツール。初歩中の初歩。ページランクや被リンク数なんて項目にノスタルジーを感じます。

 

もうちょっと深くサイトチェック

総合調査 aguse. (http://www.aguse.jp/

サイト分析 ToFU2(トーフツー)【終了】(http://www.tofu-system.com/

SEOスカウター【終了】 (http://tool.ferret-plus.com/seotool

 

この段階ですでに2つの終了サービスが。技術の進化や個人情報保護などSSL問題、Webマーケティングの範囲が広く深くなってきたことなどから、無料で提供するのにも限界が来ているんでしょう。

 

サイトの評価を下げる要因をチェックする項目

被リンクチェック 花咲ガニ (http://hanasakigani.jp/

被リンクチェック(有料) Open Site Explorerhttp://www.opensiteexplorer.org/

Ahref Site Explorer (https://ja.ahrefs.com/site-explorer/

Majestic SEO (http://www.majesticseo.com/

リンク切れチェック Dead Link.tv【終了】(http://deadlink.tv/

類似ページチェック sujiko.jp (http://sujiko.jp/

ドメイン履歴チェック "Internet Archive
Wayback Machine)" (http://archive.org/web/web.php

 

この辺りになると有料プランも出てくるし、被リンクをチェックして変なリンクを付けられていないか定期的にチェックしたり、ちょっと手間のかかる作業をしている人たち向けって感じですね。

あと海外サービスも増えてきます。海外の方がマーケットも広い分いいサービスも多いんですけど有料だったり英語サイト(当たり前だが)なので日本人が手を出していないものも多そうです。

 

サイトのサーバーや管理者を調べる。

※中級者以上かなと勝手に思っている。

Whois情報 Who is hosting this? (http://www.whoishostingthis.com/

Whois source (http://www.whois.sc/

IP調査 IPドメインSEARCH (http://www.mse.co.jp/ip_domain/

IPひろば (http://www.iphiroba.jp/b2b.php

 

 Whois情報を調べたり、IPアドレスから調べたり、何かいろいろとネットワーク方面で何が起こっているのか調べたりするのに使ってました。

今ではあんまり使わないかなぁ。変なことやってるWebメディアのことを調べたりするのにたまーに使うとか?

 

サイトの評価を正しく評価してもらうための物 

 

サイトマップ作成 sitemap.xml Editor (http://www.sitemapxml.jp/

 

後からサイトマップ作るのって面倒ですもんね。こういうサービスを使ったりしても1000ページ、5000ページ以上と大規模サイトになってきたら有料サービスを使わないとまともに作れないし、サーバー負荷はかかるものの、まぁねぇ。

 

ってわけでSEOではツールの進化も進んでいるので、プロはここに書いたものよりすごい便利なツールを使ってPDCA回してますよってお話。

個人で契約するにはちょっと高いんだよなぁ。。。って困っていたりするけど、まとまった期間の契約を受注したら契約しよっかな。

 

 

目立てば刺されるようなSEOメディア事業だけで会社を運営するのは無理ゲーじゃないの

大した話じゃないんだけど、ちょっと思ったことを書くよ。

 

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人口減少社会に突入したって話がニュースでも言われはじめて、つまり右肩下がりが当たり前という暗い社会情勢なんだけど、ビジネスでいうと天井が下がり始めているという事で。

つまり、ビジネスが成長するに当たって縦に伸ばしてきたものを、成長を維持するためにはどこかのタイミングで横にも展開をする必要が出てきて、現在までのところSEOという視点から言うと、もうギリギリグレーな手法をとったり、ユーザー目線を無視した形になってるWebサイトが多いよね。

っていうお話です。

 

スタートアップはスタートアップで成長病みたいなもんで、常に成長をしていないといけないみたいな価値観というかプレッシャーがあり、天井が下がってくるなかで横展開をするタイミングが早まってきていて、隣の市場で共存していたサイト同士が横展開をするに当たって競合することになり、それが頻発するようになり、そもそも広告費でこれは成立するんだっけ?

となっているのが現在です。

 

盛り上がっているWebメディアは、健康ジャンルが潰された今(自滅だが)人材(エンジニア、医療)、旅行などアフィリエイトから見ても広告費から見ても単価が高くて「ペイしそう」なジャンルばかり。

 

言わなくても分かりますよね。

雑誌と同じような状況です。ネットならではのニッチな情報に光を当てる余裕がない。

 

食事は外食・中食・内食と幅が広く内食(料理)はアプリが全盛期で各社がしのぎを削り、飲食店情報も食べログぐるなび、Rettyにテリヤキなどがレッドオーシャンを息継ぎなしで泳ぎ続けているように見えますし、とにかくシェア取ってなんぼのWebメディアは必死です。

 

「1位以外はダメなんですか?」というセリフが改めて聞こえてきそうな現代で、1位以外は飯がまともに食えなくなるんじゃないか? という不安の中、日本全体で撤退戦を繰り広げているような気がします。

 

しばしば、SNSでのシェア率が高いインフルエンサーメディアと検索流入だけを狙うSEOメディアは対立軸として語られますが、方やSEOメディアはAmazonから禁止されているAmazonレビューを「口コミ」としてWebメディア内のコンテンツとして取り扱ったり(コピペ)しているのも散見されます。

 

PVを獲得するために適法の範囲で知恵を絞っていくのではなく、大きく有名になったら間違いなく刺されそうな、あとで全てを修正することを前提とした、時限爆弾を抱えたような状態でビジネスを進めるのは果たして会社としては正しいのでしょうか?

 

そう言えばハゲラボはヘアラボ(旧ハゲラボ)と名称を変更したようです。

 

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ヘアラボ(旧ハゲラボ) | 髪の毛の悩みと向き合う総合研究サイト

 

 

頭の表面積が変わらない中で残った毛根をむしるような事はしたくないですが、業界の自浄作用も含めて、しっかりと許認可を経た毛生え薬などを使ったほうがいいように思います。

もちろん他意はありません。

 

 

ただ個人的には、会社としてSEOのWebメディア事業1本で突き進むのは、波平さんの髪の毛よりも不安要素が大きいと思ってやみません。

 

皆さんの未来が明るく光り輝いたものであることを願いつつ、暗くならないように頑張っていきたいと思います。