まとめサイトの評価が下がっているところから考えた簡単なストック型情報の限界
評価されやすいコンテンツの種類がまた変わってきているなと思ったからメモ書き程度に記しておこうと思う。
ユーザーの検索に求める役割が「情報」から「課題解決」へと移ってきて久しいですが、いわゆる「まとめサイト」で取り扱っていたストック型情報の評価がGoogle先生から下げられているようです。
もともとNAVERなど「まとめサイト」のメリットとは、ネット上で無作為に散らばっている情報を、特定の切り口でまとめることで探しやすく、見やすく、比較検討をしやすくするために有益だった訳です。
ただ、〇〇10選!とか簡単にまとめるだけで検索上位が取れると知ったWebメディア各社 a.k.a 雨後の筍がまとめ乱発。個人ブログとNAVERまとめと合わさって血みどろの1ページ目獲得競争を繰り広げた結果、地名や駅名などで検索すると、探してもいない飲食店のまとめが大量発生。
(find-travel多すぎやろ)
すでに要望が顕在化していて特定の何かを探そうとしている人にとってはまとめ情報などノイズでしかないのです。
検索結果上での情報も豊富になってきたので、改めてユーザーの検索意図と合わせて1ページ目にふさわしい情報とは何か?を考えていくタイミングなんじゃないかな。
天気とか検索1位でもサイト見なくなったしなぁ。これって結構インパクトある事なんじゃないかなぁ。飯のタネになりそうだなあ。
おっと誰か来たようだ。
※あとで追記するかも。
【追記1】
NAVERまとめは以前からストック型よりもフロー型で瞬発力のあるネタ(ゴシップや事件、事故情報なども含む)に対して料金をより多く支払う体系に変わっているが、そのやり方である意味「Twitterなどユーザーの声を拾ったニュースサイト」のように変化してきていると思う。
(これにより、トゥギャッターに少し寄ったような気がする)
【追記2】
純粋なストック型でのNAVERまとめ利用はかなり難しくなってきている、Googleにとって記事1本当たりの賞味期限が以前より短くなっているとも言えるかもしれない。NAVERが「他のまとめサイト」との差別化をどうやって付けていくのか?にも注目しているが、出来たとしてもそれを検索エンジンにしっかり伝えるのは至難の業のような気がする。
これがすごく参考になりそう。