SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

SEOの電話営業マネージャーは大変という物語

この物語はフィクションです。

 

SEOの電話営業はきつい仕事だ。

そもそも電話営業がきついところに、SEOは非常に説明が難しい。正確に伝えようとすればするほど長電話になる。そして電話を受ける側は長電話を必要としていない。

 

売上を取れる人はその中でも営業先の状況や売上規模に応じて「刺さりやすい」ポイントに絞ってトークをし、短時間で結果を出していく。これはSEOに限らずどんな営業でもある程度は一緒だろう。

 

そんな営業を育てる人がマネージャーであり、上司である。

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SEO会社の特徴として、評価軸は「売上」と非常に明確だ。

マネージャーは部下に対して、いかに「売上」「お金」「数字」が大切かを伝えていく。むしろそれが全てだと。だからこそ月の売上が自分の給料以下だった時のマネージャーの怒りは尋常じゃない。(もちろん例外はあるけどね)

 

電話営業で生き残るのは「売上数字」を上げてきた人間ばかり。

そこで結果を出したメンバーからリーダー、サブマネージャー、マネージャーと徐々に昇格をしていき、現場の仕事から離れマネジメントに軸足を移していく。

 

上がれない人はどこかでドロップアウトするか、詰められて飛んだり(バックレたり)する。(ある日突然連絡が取れなくなる)

それを想定して、マネージャーは採用時に時間軸で辞める数を想定して採用計画を立てるのが当たり前だ。

(10人採用したら、1週間で1人、1ヶ月で3人、3ヶ月で5人、半年で6人辞めて最終的に戦力が4人残る、のような感じでイメージしてもらえればいいだろう)

 

SEOの営業マネージャーの仕事は

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そうは言っても採用にも費用がかかる。マネージャーは出来るだけたくさんの人間に戦力になって欲しいし、それが出来なければ「マネージャー失格」の烙印を押されても仕方ない。

しかし能力の無い人間の人件費を負担して利益が圧縮されても困る、そのため厳しくなりがち。そこを生き残った社員も必然的に厳しくなる。

 

リーダー、サブマネージャーと「売上」「お金」を再優先にして営業しながら少しずつ周りのフォローをして昇格していった社員はある日、思わけです。

 

『あれ、マネージャーって数字を上げてないで新人に説教するくらいしかしてないんじゃないの?』

 

実質的に、いくらマネジメントと言ってもSEOの営業は新人からある程度に育てば、あとは現場や各自で試行錯誤をしていけば、ちゃんと成長するもの。いつまでもマネージャーが色々言わなくても、自立できるし、自立できなければ残っていけないもの。

 

そうなると、マネージャーの仕事は新人がまともに商材知識を学んで営業先にちゃんと電話ができて、そこそこでも数字を上げられるようになるまで。

 

経験あるリーダーやサブマネージャーからすると

『自分たちが数字を上げてるのに、マネージャーは新人に色々教えてても、全然育たないじゃないか。』(そもそもたくさん辞める)

『偉そうなことを言って、全然数字を上げてないじゃないか』

『なのに、俺たちの成績が下がると文句言われるし』

『お前より俺の方が売上を上げてるし、文句あるならじゃあお前がやれよ』

 

そしてしょうもない争いと社内政治が始まる

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普通の社会人であれば、部下がしょうもないこと言ってるのはすぐ分かるんだけど、SEOの営業は判断基準が「売上」「お金」「数字」に偏っているので、部下の評価も上司の評価もそれが軸になってしまうのです。

そして、昇格する基準も「売上」が非常に重視されるので、マネージャーになる人は「数字を上げられる人」であって「営業を育てられる人」とは限らないという問題があります。

 

日本の会社あるある「昇格できない人が役職に留まる」パターンです。

「マネージメントができる人」が「マネージャーになる」訳では無いのです。

 

こうなると、部下はみんな愚痴り始めます。

だって「仕事をしていない」と思う人が「自分より高い給料を貰っている」のです。これは許されることではありません。何故なら評価基準は「売上」であり「お金」だから。

お金を稼いでいない人がお金(給料)をたくさん貰うなんてことがあってはいけないからです。

 

部下は愚痴り、影で文句を言い、そのうち面前でも文句を言うようになります。

周りも影響されていきます。数字を上げてる人が言ってることですから影響力は中々あります。

 

そして辞めていきます。

 

そして誰もいなくなった

 

ただ、SEOの営業でインセンティブをもらっていた人が他社でも同じ給料を貰える可能性は、ほぼ、無い。

 

<BAD END>

 

 

 

 

 

まだワードサラダで消耗してるの?(適当)

ワードサラダ

ワードサラダ 削除」

ワードサラダ 削除依頼」

 

なんてキーワードで未だにアクセスがあるんだけど、まだそんなので消耗してるの?

というか、「ワードサラダ」って言葉を検索するのはSEO担当とかある程度SEOの知識がある人だと思うんですが、どうでしょうか。

ただ、SEOの知識が数年前で止まっている人とか、ペナルティ解除担当に急に任命されてしまった人とか、そんな感じでしょうか。

 

残念ながらそんなガチなSEO情報はガチなSEOブログをチェックしていただいた方がいいように思います。

ごめんなさいね。

解除方法とか、どんな会社がワードサラダやってたかって話はここでは意図的に割愛しますけど、皆さん頑張ってください。

 

僕はもう「あの人は今」を見ている気分です。

 

ワードサラダのイメージのサラダ

ワードサラダとは

検索エンジンの検索結果やウェブログ、迷惑メールに多く見られる。 統合失調症の患者にみられる言語障害(Word salad、言葉のサラダ)に似ていることから、この名がつけられた。
検索エンジンやメールのスパムフィルタを回避して、閲覧者を特定のウェブサイトに誘導することを目的としている。 誘導先のサイトは、アドセンスアフィリエイト収益のみを目的としたサイトや、アダルト・違法サイト、閲覧者をウィルスに感染させることを目的としたサイトが多い。

(引用:ワードサラダ - Wikipedia

 

 

関係ないけど、「まだ◯◯で消耗してるの?」の万能感と甘酒に酔いしれそうです。

あけましておめでとうございます。

今年もあんまりタメにならないSEOネタやアンチGM◯ネタで頑張る所存です。

よろしくお願い致します。

 

WebはイケてないけどSHO(検索する人最適化)はイケてる

はてサー(はてブサーフィン)をしててこんな記事を発見。

 

www.tortoise-shell.net

 

確かに、Webって色々仕様がたくさんあってめんどくさいし、イケてない。

ただ、10年以上前のもっとイケてない、Webなんて言葉が無くてザックリ「IT」って括られてた頃から比べると、かなりイケてきてるのも僕は知っている。

だから、未来はもっとイケてるはずだけど、常に人間の感覚や脳の方が先に進んでいるから、未来は未来で「イケてない」と感じてしまうんだろうし、もしどこかのタイミングで、タイムリーに「Webイケてるなー」って感じたら、その時が人間の脳をWebが越えた瞬間かもしれない。

 

SEOはSHO(検索する人最適化) へ

 

飛躍しすぎかな。そのころはWebじゃない他の呼び名になっているかも。

で、そのブログの一節に

 

Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)ではなく、本当ならSearch Human Optimizationであるべきではないだろうか。

検索エンジンに優しい作りにするのではなく、人間に優しい作りであるべきだ。

Googleもそれを目指して検索エンジンを改善しているはずなのに、Web業界の多くの人間はその意に反して、人ではなく検索エンジンに擦り寄っていく。

っていうのがあった。

 

これはすごく同意しかなくて、とくにSearch Human Optimaization(SHO)って造語だけど、まさにGoogleはこれを目指してるし、Webマーケ業界の人たちもここを念頭にコンテンツを作っている。

 

ただ、それがまだ制作会社には伝わってないからイケてなく見えてしまうんだけど、2015年時点でも、感度の高いWebディレクターは、検索エンジンと人間の両方に優しいWebを考えて作っているし、検索エンジンだけに擦り寄っていってる訳じゃない。

 

そして現在の世の中において、IT関連のスペシャリストとして食べていけるのは長くても10年くらいで、その他の技術や知識が無ければ10年後には市場が無くなるという訳で、デザイナーがデザイン以外のことを求められるのは自然の流れだと思う。

 

それはともかく、SEO業界ではブラック人材がすごい勢いでSEO以外の業界に流出しているので、まだイケてなくてもイケてる方向に向かっているなぁと感じています。

 

今この瞬間に「イケてない」って感じた時点で、それは伸びしろですね。

伸びしろですね

 

今イケてるSEOの本

来年の1月29日からイケてるSEOの本

検索結果画面(SERPs)がリストカルーセルでさらにリッチに

検索結果画面(SERPs)がどんどんリッチになってきてます。

リストカルーセルでイベント情報がたくさん見られるようになりました。

「イベントを探す」という行為が特定のイベントサイトのトップページから探すのではなく、Googleである程度絞ってから特定の下層ページにアクセスするという、中抜きと感じるイベントサイトは多そうです。

 

世界中の情報を整理して届けられるようにするGoogle先生から見たら当然なのかもしれませんが、単純な情報のみが必要な場合はこんな事がもっと増えていくんだろうなぁ。

いわゆる情報を集めただけの「ポータルサイト」のトップページはGoogleと競合していくような気がします。ますます分散型メディア化が進みそう。

 

検索クエリ【 イベント 東京 】

「イベント東京」の検索結果画面がリッチに

 

もういきなりですが、Googleマップとかの地図よりも上にどかんとイベントのリストが表示されちゃいます。

このリストの中からどれかをクリックしてみましょう。

左上の ahlberg, ek & roswall の項目をクリックすると。。。

 

検索クエリ【 ahlberg, ek & roswall, 東京都, 12月16日 】の検索結果ページに遷移します。

「イベント東京」のSERPsがリッチに

 

上部のイベント一覧はまだキープ。

しかもこのエリア、ドラッグして左右にスクロールしちゃいます。

 

合計で32件のイベントを表示。

この情報はどこから集めて来てるんだろう?

レッツエンジョイやウォーカープラスじゃないみたいだし、イープラスやチケットぴあ、各事務所にブルーノート東京フィルハーモニー交響楽団と、バラバラ。。。

 

イベント情報を勝手にクローラーが集めて表示しているのかも。

 

Webからリアルへの人の流れは増えているので、Google先生もこの流れにちゃんと乗って行くんですね。

イベント情報を公開するときは、「アーティスト名 都道府県 日付」をちゃんと様式にそって設定して、掲載されるように祈りつながら公開していきたい。

 

 

今オススメのSEO本はこれ