バズった後のSEO的な話
なんでか分からない、「多分こうかな?」くらいの認識しか出来ていないから結論としては出せないんだけど、面白い事例があったから共有してみる。
(ゆかちぃ卒業おめでとう)
それなりに記事も多くて運営期間も数年くらいのドメインで、コンテンツの質は中の上くらい、専門家には当たり前でも一般の人には有用なコンテンツ、くらいのレベルのメディアを想像してください。
そのメディアがある日(予想に反して)急に1記事だけバズって、その他の記事の10倍くらいのPVを1日間で叩き出したとする。
その後、バズった記事以外の記事が得られていたPVが何故か下落するという傾向があります。ほんとに。あるんだから仕方ない。
自分が関わっているサイトで4件、友人に聞いたもので2件、その程度の事例しか無いけど、傾向としては同じような事があると。
これは一体何故なのか。
最初は「今までは中の上だったのが、1段上のレイヤー(上の下)に上がったから相対的に評価が下がったのか?」とか言うトンチンカンな事を考えていたりもしたけど、なんとなく方向性は間違っていないのかなと。
ある程度のクローリングで評価をもらっていたのが軽バズりを受けた事でたくさんクローリングされて再評価を受けた結果、今までが過大評価をされていたのではないか、そんな想像をしている。
根拠は全く無い。
PVで見ると、バズる前の平均PVを100%とすると、バズった瞬間が1000%、その後700%→200%→120%→90%→60%と、約30~40日くらいかけて下落していく。
分かっている範囲でこれを回避する方法は、バズった後こそコンテンツを丁寧にペースを上げて投下していくしかないって事です。
結局そういう事なのかな。
ゆかちぃさん卒業おめでとうございます。
MFIとかリライトとかただのSEOの日記(3月19日)
徐々に順位も落ち着いた?と思いながら今日も上に行ったり下に行ったりと忙しいんですよね。ほんと、なんで1日の間に順位がこんなに上がったり下がったりするんでしょうね。マジで。
とは言っても、毎日のように見ているSearch Console「検索アナリティクス」を見ていると、ジワジワと検索結果からの流入が増えている今日このごろ。
PV数にはまだ反映されている感はないけれど、いい傾向な気がしている。
これは完全に僕の体感で申し訳ないんだが、まぁここは日記なので許して欲しい。(どちらにしろデータは出せないし)
タイトルやディスクリプションのリライトと追記はが大切になりそう
これからページ内のコンテンツを増やし終わったら、全ページのタイトル、ディスクリプションを書き換えて、予想外に増えている流入キーワードをしっかりと受け止められるようにしてきたいと思っている。
と言うのも、直近で順位が落ちているコンテンツは古いまま更新されていないコンテンツが多い気がしているからだ。以前からよく言っている「賞味期限」が短くなっているような、といえば伝わりやすいだろうか。
考えてみれば当たり前の話で、完全なストック型のコンテンツであっても古くなれば過去と現在との間に差異が出てきてしまうし、科学的な研究も数年前の常識がひっくり返ったり、広辞苑にも新語が追加されたり、そんな事はよくある。ただ「昔から続いている」という意味で「信用」はされるだろうが。
かえってニュースや速報のように短時間に新しい情報が追加、上書きされるコンテンツもあって、この場合は直近の情報ほど信用度が高い、というのは理解できるだろう。
それをGoogleはある程度、もっともらしい判断基準で今までは順位付けをしていたようだが、ネット上にあまりにもコンテンツが増えすぎたためか、(もしくは信頼できない健康に関する情報、個人に紐づく情報などでやらかした会社があったりで)2~3年前、さらには新しい情報でも間違っているコンテンツが目立つようになってきたように思う。
MFIが設定されて画面が小さいスマホが当たり前の世界になったら、より上位が重要になりそう。
そこで、ページ数が多くて長い期間運営をしているサイトであったとしても、タイトルやディスクリプションのリライトやコンテンツの追記などと共に、しっかりと内容を定期的に見直すことで、SEO的な観点からも、SNSでシェアされやすいコンテンツとしても評価されるんじゃないだろうか。
そんな事を考えています。
そうだ、MFIが展開したら順位が落ちそうなスマホ対応していないサイトをウォッチしておこうかな。
話とはちょっと違うんですが、またアフィリエイト絡みでSEOのしょうもない本が増えてきているので、気になっている方は「著者名 評判」で検索するなど、注意するようにしてくださいねー。
僕は続編が出ていたのに買い忘れていたので、これをポチりました。
【MFI】特定キーワードでの順位変動が激しくて1日の中でも乱高下する事への考察【google】
最近、いくつかのジャンルのサイトでやけに順位変動が大きいなぁと思っていたら、つい先日の大変動が業界内でも原因不明と話題になっています。
なんて事があって、まだ自分の中でも結論は出ていないんだけど、現象と考察から「多分こういう事かな?」っていうのを自分の頭の整理のためにも残しておこうと思ったので書いてます。間違っているかもしれないから話半分で聞いて欲しい。
(話半分で聞いてね)
[目次]
2017年の秋くらいから、特定のキーワードで毎日順位を見ているサイトで、大きく順位が変動しているサイトがあって、その変動幅が1日の中でも1~2ページ目にいたのが8~9ページ目から圏外になったり、戻って来たりするという感じで、順位計測も1日に何回かやっても追いつかないし、そもそも意味あるのか?なんて思っていて。
順位が短期間で大きく変動する原因とは?(想像)
1.自動のアルゴリズムに基いてボットが判定した結果、Aというアルゴリズムでは1ページ目の評価だが、Bというアルゴリズムでは圏外という評価を受けている。それぞれのアルゴリズムが時間差で動いているからでは?
2.PC側のインデックスとスマホ側のインデックスで順位が大きく違っているので、Googleが実験的にそれぞれのインデックスを試してみている。(試験的なABテストっぽさある)
3.いつもの気まぐれ
なんて事を考えていたら、今年の春にMFI(Mobile First Index)が適応されるって話が海外SEOブログで紹介されていました。
MFI(モバイルファーストインデックス)が2018年春より対応開始
マジかよ早いよ。(本当はもっと早く対応される予定だったけど)
という事で、この影響が出ているのかもしれない。
ただ、他の競合サイトでは明らかに順位が下がっているっぽいところもあって、そっちの内容を見ていると コンテンツの質みたいなのが低い気もするんですよねぇ。
サイト内検索結果のURLがおかしな事になってたり、カテゴリーがごちゃごちゃしていたり。
それでも情報量が充実していればそれなりに評価されていたのが、徐々に精度も高レベルで見られるようになったのかもしれない。
MFIと順位のまとめ
結論は出ていないけど、MFIの反映が近い以上、PCとスマホのURLは統合した方がいいだろうし、画像の容量とかもよりシビアに見ていった方がいいだろうし、レイジーロードとかのjavaScriptのソースとかPCのサイドナビをスマホでどうする?とか、Googlemapを埋め込んだままでいいのかな、パンくずリストの文字数が多すぎないかな、タイトルとかディスクリプションとかもスマホ画面用にバージョンアップしていかないとなぁ。
大貧民から大富豪くらいの変動あるかも? っていうのは完全なる言い過ぎですが、とにかく全てスマホを中心に考えてPCをむしろおまけにするって事で、僕らのマインドをアップデートする必要があると思いました。
という訳で久しぶりに大きめの変動がありそうなので、個人的には楽しみです。
SEOの参考書籍が無料公開される。しかも評判がいいと話題の本。
僕も読んでいて、現在も評判がいいSEOに関する参考(のレベルを超えている)書籍が無料公開されました。
発売して3年くらい経っているのに先日も書店で平積みされているのを見かけるくらいの評判は維持している『SEO対策のためのWEbライティング実践講座』。
以下は著者の鈴木良治氏のコメント。
この施策は、「SEOの知識を普及させ、より多くの方に役立つ技術とする」として執筆した思いに基づき、出版から3年が経ち、出版社様との契約を更新するこのタイミングで行ったものです。
最初は、売れている書籍を無料公開するという初めての施策に非常に困惑されましたが、最終的に全面的にバックアップして下さっている出版社の技術評論社様の懐の深さと、書籍に対する想いに深く感謝しております。
一緒に歩んできた出版社様と対立する施策ではないため、書籍自体の価値も残す形として、当社の有志やパートナー企業の方が通常の業務の合間をぬって256ページに及ぶ書籍をWebページに作り直す作業を行ったため、不備等残るところがあるかも知れませんので、もし、お気づきの点等ありましたら、お気軽にご指摘頂ければ幸いです。
Webページにしたことで、いつでもどこでも確認ができると共に、検索性も高まっているので、ぜひ活用し、1人でも多くの方がSEO対策の素晴らしい可能性と効果を実感され、目標や夢を叶える助けになることを願っております。
とのこと。
世の中にはおかしなSEO情報がまだまだ蔓延しており、一刻も早く一掃したいとは思いながらも、言葉巧みに信じさせてしまう人もいて、いい世の中っていきなりは訪れないんだなぁ、なんて思っております。
ちなみに、今回無料公開となった書籍の続編『成果を出し続けるための王道SEO対策 実践講座』はこちら
正しく学んで正しくサイトを育てよう。