堂々とYahoo虫眼鏡の検索補助に関する営業メールが届いた。
びっくりしました。
あれだけ色々な所でYahoo!虫眼鏡はダメだって言われてて、すでに2010年にはインデックスから削除される事案も発生しているのに。
マジですか。
電話ならまだしも、しっかり証拠が残る営業メールが届くなんて。
※以下の固有名詞やURLは全て仮です。
ヤフー虫眼鏡の営業メールを引用
株式会社◯◯◯様
お世話になります。シー◯ラッ◯株式会社の山田と申します。
突然のメールで大変恐縮ですが、ホームページからの集客でお困り方に
良いお知らせをと、ご紹介のメールを送付させていただきました。
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ですってん。
色々と突っ込みたいのですがね。
と言うか、一応伏せ字にしてるけど、会社的にあんまり伏せてない情報だからリンクしてもいいかな的な感じで思ってるけど、念の為にこんな形で。
ツッコミを入れたい所
- SEOともリスティング広告とも違う上位表示。 =これってある意味SEOなんじゃないだろうか。。。
- パンダアップデート4.0で検索順位が下がってしまった方 =そもそもアップデートで下がったんなら原因を特定して解決する方がいいんじゃないでしょうか。
- 関心を持った人からのサイト訪問数を増やせます。 =サイトが1位になれるキーワードを無理やり虫眼鏡に出すんで、関心もクソも無いんじゃないの。
- 貴社のサービス・商品を多くの方に知ってもらえます。 =虫眼鏡に出る情報にもよるけど、確かに多くの人に見られる可能性はある。そう、Yahooの法務本部の人にもね。
- ネット上で貴社の社名・屋号・商品知名度を上げられます。 =確かに社名・屋号・商品知名度を上げられるかもしれない。いい意味か悪い意味かは。。。そしてYahooの法m(略
- ホームページ上での商品やサービスの提供・販売を増やせます。 =これ言っちゃっていいんでしょうか。優良誤認じゃないでしょか。
- 「Yahoo!検索エンジン」の検索結果を“完全に独占できる”からです。 =これ非公式ですがQDDとかあるし、1ドメインは1ページ目に4つしか表示されないとか言うアレを完全に無視した非常に素晴らしい煽り文句です。
全てにおいて ホワイトSEO界隈の全方位から叩かれる要素しか見当たらないと共にブラック界隈から見ても「これは仕方ないわ」感がヒシヒシと伝わってきて、このアカン奴がいつ刺されるのかと興味深く見守らせていただきたいと思います。
しかし虫眼鏡がバレたらYahooからは刺されます
ちなみに、Yahooの虫眼鏡を操作するようなサービスの提供を受けると、ひどい場合はYahoo株式会社の法務本部より、こんなお手紙が届くのでご注意を。
事実確認。。。。
画像には写ってないけど、実際にここに、システムから機械的に大量に送られた検索クエリのリストと、対象URLとがしっかり明記されてたり。
この内容について心当たりがある場合は、ホームページ制作業者やコンサルティング会社とのやり取り等を、Yahooに教えて下さい。とも書いてある訳です。
2012年にすでにこんな連絡が来てる訳ですが、もう2014年。
ちなみに、このお手紙が届いた後に放置していたところ、検索結果から消えた上に、その後どれだけSEO対策をしても復帰してこなかったそうな。。。
やっぱりこれ完全にアカン奴じゃないでしょうかね。