SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

SEO担当者の役割分担が必要になってきている話とか働き方とか

タイトルに書いてある事で話の8割なんだけど、僕が色々なサイトやメディアのSEOを請けている中で顧客からの要望やGoogle先生の動向なんかを見ていると、担当者も役割分担が重要な時期になってるなーと感じたので、その話を少ししたいと思います。

 

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(どんな野菜にも栄養素や味や形によって向き不向きがあるもんねって言ってる気がする)

 

あくまで体感と主観の話なので、そんなことないよっていう人もいるかもしれませんし、それこそフルスタックWebマーケターを目指すべきだろ的な意見ももちろんあると思います。

 

僕もフルスタックWebマーケターを目指したいなと思いつつ、自分のレイヤーを上げていくためには別の事に時間を使わないといけなかったり、餅は餅屋っていう言葉が頭の中をグルグル回っているので、まずは今の考えを整理してみます。

 

SEO担当がやってる仕事

まずこの話をするにはSEO担当がどんな仕事をやっているか?っていう前提があっての事なんですが、それこそ企業によって様々で、運営するサイトがメディアタイプの物であればシンプルに、どんなコンテンツをどう配置するか?っていうインバウンドマーケティングみたいな考えをベースに「コンテンツクリエイター」として考えていけばいいと思います。

一緒に仕事をするのはデザイナーやライターや編集者やフォトグラファーや最近では漫画家さん、動画制作なんかもあり得ます。

 

 

ユーザーからの登録やコンテンツの投稿があるCGM的メディア、ECサイト、プログラム的に自動生成されるページが増えていくサイト、 なんてところだと1つの修正が広範囲に影響を与える場合もあるので、エンジニアへの相談や事前の検討が欠かせませんし、HTMLやCSSはもちろん、Googleが提唱する構造化マークアップschema.orgについても理解が必要ですし、自動生成されたURLのコントロールやnoindexの使い方、robots.txt.htaccessなんかも見て当たり前となります。

 

 

そういう訳で、同じSEO担当でも少しやっている事が違う場合があるって理解してもらえれば。

 

SEO担当がやる仕事が横に広がってきた結果

 

徐々に流れが進んでいった結果、SEO担当が理解して手をかけなくてはいけない仕事の範囲も広く(深く)なってきました。つまり、それぞれの得意な人と不得意な人が出てきているのが現在だと僕は感じています。

この流れがさらに拡大していくと、確実にSEO担当は分担制が必要になっていくと思いますし、そうなるとますますそれができる人材の希少性も高まっていくと思っています。

 

そうなるとSEO担当の待遇(給料)も良くなっていくのだろうか? 一概には言えないかもしれません。

 

ライターや編集者、エンジニアなど一緒に仕事をしていた人達が、SEO担当の仕事のうちカンタンなスキルから順に覚えていくからです。

 

SEO担当者がコンテンツのベースとなる構成やキーワードなどを作り、それを元に1コンテンツを作っているだけだったライターや編集者は、その中身から自分にも出来そうな事を徐々に理解し、身につけていきます。

1コンテンツだけに向き合っていた人達が、どんなコンテンツだと検索されやすいのか、どんな反応があるのかを学び、メディア全体の事を理解していって、というイメージでしょうか。

 

エンジニアも、1つ聞いたら同じことを繰り返し反映させていく能力は高いはずなので、Google先生の意向となぜそれをやるのか? という理由をしっかり説明すれば、ページスピードを意識したコーディングやjsの設定を意識したり、ユーザーからアップロードされた画像が自動て圧縮されるようにしたり、パンくずリストやページタイトル、ディスクリプションなんかを言わなくてもいい感じに設定してくれたりします。(それでも編集は必要でしょうが)

 

まとめ

SEOにしろなんにしろ、自分の仕事が今現在のまま今後もあり続けるという考えは完全なるファンタジーなので、役割分担が必要になろうがフルスタックだろうが、生き残れる方向(自分の得意分野で世の中から不要とされない)にスキルを伸ばしていくしかないんだなって事を思いました。

がんばろう。

 

なんか前提をすっ飛ばした結論に落ち着いちゃったけど。。。