SEO日記 一喜一憂 (仮題)

参考になるかならないかはアナタ次第です。Googleが好き。自社サイト、ネットショップとかのSEOコンサルとか広告運用とか。SEOはマーケティング。

BtoBの商材やサービスでSEO対策をするという辛さ

最近Twitterで流れているのを見た(気がする)んだけど、BtoB商材のSEOってかなりしんどいよねっていう話です。

 

たまに僕のところにも相談あるんですけど、話を聞いていると競合を業界1位に設定してみたり、夢を見ていたり、などなどしんどい理由をざっくりまとめてみた。

 

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(ゆかちぃがまとめたわけじゃない)

 

1.需要が顕在化して初めて検索される

そうなんですよね、みんな仕事で必要にかられてから調べ始めるんで、事前に周知するとなるとBtoBとかBtoCとか関係なく広告とかSNSとかを運用して接触頻度を上げていかないといけないので、効率めっちゃ悪いんですよね。テレビCMとかやるレベルの会社ならいいんでしょうけど。

 

2.深掘り検索されない。

とりあえずビッグなキーワードで検索して上の方から見ていって、しっかりしてそうな会社に電話 or メールで問い合わせをしてみる感じです。

ここで重視されるのは「大手と仕事した実績」ですので、BtoB向けの会社はできる限り実績を公開できるようにがんばりましょう。

 

3.そもそも繋がりがあったら新規を調べたりほとんどしない。

コネと言えばコネなんですけど、古い慣習が残っている業界や、伝統のある会社だと「◯◯の仕事は◆◆社に」みたいな定番の会社があって、時々指示があって相見積もりを取ったりするけど、あんまり広がりが無かったりするのが現状。

ですので、まだまだ飛び込み営業が有効だったりします(とりあえず顔を合わせたり話したり出来て覚えてもらえれば)

ネットを仕事の中心でやっていると信じられないんですけどね、僕も。

 

4.どうやって調べるのか分からない

どんなキーワードで調べるのかっていうのもあるけど日常的に検索エンジンに触れていないと、新規の協力会社や外注先を探すのって難しいんですよね。

業界名や業種、作業名と共に「格安」とか「オススメ」とか「地域名」とかを絡めて探すんですけど、マニアックな内容すぎて何を探したらいいのか分からなくなって、とりあえず見かけたカッコいいサイトの会社に電話する事になります。(僕もよく分からない)

 

5.業界1位を越えようとする。

BtoBサービスの場合、そもそも検索エンジン対策以外の施策を行っている会社も多いので(電話営業、飛び込み営業、テレビCM、ラジオCM、チラシ、電車など交通広告、アドトラック、雑誌広告などなど)検索エンジンで1位を目指すために、CMを打ってキーワードと会社名を連呼させたりする必要があったり、そもそもサーバーがキーワード1位のPVを捌ききれないレベルだったり、この辺りはもうどこから手を付けていいのか鶏&卵問題がそこら中に出てきます。

決済者には「まぁホットミルクでも飲んで落ち着けよ」って言いたいし、担当者には「心を強く持てよ」って言いたい。

 

6.「とりあえず」でコンテンツを作り始める

少し考えはじめた人も、社内目線オンリーの自己都合コンテンツを作り始めて自己満足だけが増していきます。それどんな意味が。。。? ここをしっかりと言えないのがつらいけど。

とりあえず冷静になろう。

 

 

BtoBのSEOのまとめ

スマホ検索も似たような状態ですけど、1ページ目の上位に来ていないとほとんど意味が無かったりするので、頂上が小さくて鋭角なピラミッドみたいな感じ。転げ落ちたら地獄です。

 

 

仕事上、具体的なキーワードを出していないフワッとしな話になっちゃったんで異論反論もあると思うけど、とにかくしんどいのは違いないのかなって思っています。

 

ほいじゃまた。